商品説明
19世紀末、ヴィクトリア朝時代の英国で作製されたシルバーフォブメダル。糸鋸を使った仕事で、見事な透かし彫りが施された逸品です。中央には1893の手彫り刻印と、鋭角に切ったBSCCのマーク入りシールドが配されています。
フォブチェーンとは懐中時計を留めるためのチェーンであり、フォブメダルはこのチェーンに下げる装飾品です。
当時の英国ではスポーツクラブやカントリークラブが記念としてオリジナルのフォブメダルを作成し、メンバーに贈呈していたとされます。紳士達はこうしたクラブの会合にはそれぞれのフォブメダルをチェーンに下げて出席しました。スターリングシルバー(Silver92.5%)で作成されたフォブメダルは個性的なものが数限りなく存在し、日本の根付のような感覚で英国紳士に愛されました。