商品説明
20世紀初頭の英国で作製されたシルバーフォブメダル。国王エドワード7世の治世(1901年~1910年)は「エドワーディアン」と呼ばれる繁栄の時代とされ、華美で装飾的なデザインが好まれました。
フォブチェーンとは懐中時計を留めるためのチェーンであり、腕時計が広く普及する以前は紳士の必需品でした。フォブメダルはこのチェーンに下げる装飾品です。当時の英国ではスポーツクラブやカントリークラブが記念としてオリジナルのフォブメダルを作成し、メンバーに贈呈していたとされます。紳士達はこうしたクラブの会合にはそれぞれのフォブメダルをチェーンに下げて出席しました。
このメダルは高品質のスターリングシルバー(Silver92.5%)で作成されました。中央部はドーム型のふくらみがあり、肉厚5mmもある柔らかな曲線が周囲の彫刻を引き立てています。
現在ではフォブチェーンにだけでなく、ペンダントトップやキーホルダー、鞄に取り付けるストラップにも活用できる一品です。