商品説明
1930年代の英国で造られたフォブチェーンメダル。フォブチェーンとは懐中時計を留めるためのチェーンであり、腕時計が広く普及する以前は紳士の必需品でした。フォブメダルはこのチェーンに下げる装飾品です。当時の英国ではスポーツクラブやカントリークラブが記念としてオリジナルのフォブメダルを作成し、メンバーに贈呈していたとされます。紳士達はこうしたクラブの会合にはそれぞれのフォブメダルをチェーンに下げて出席しました。
このフォブメダルはキングストンのフットボールリーグの参加者に記念として贈られたものであり、裏面の記念銘とホールマーク(作成した工房を示すマーク)から1934年にバーミンガムで作成されたことが分かります。
表面には鮮やかなネイビーブルーのエナメルが施されており、その存在感を高めています。現在ではフォブチェーンにだけでなく、ペンダントトップやキーホルダー、鞄に取り付けるストラップにも活用できる一品です。