• ユリア・ドムナ妃/ダイアナ女神
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 コインの表面には、セプティミウス・セウェルス帝の皇妃ユリア・ドムナ(AD170年~AD217年)の胸像が打ち出されています。肖像に特徴的な皇妃の髪型は、当時のローマ貴婦人の間で流行したヘアースタイルです。
 ユリア・ドムナはカラカラ帝、ゲタ帝の母親としても知られ、文字通りローマ帝国の国母になった女性です。しかし北アフリカ出身の夫セプティミウス・セウェルスと同じく、彼女も生粋のローマ出身者ではありませんでした。
 彼女はもともとシリアの聖所エメサの祭司長の娘として生まれました。彼女がまだ若いとき、占星術師に「あなたは帝王天宮図という吉相下の生まれであり、あなたは将来帝王になる男性の妻になる」と予言されました。当時まだ軍人だったセプティミウス・セウェルスはこの話を聞きつけると、すぐにシリアの司祭長の娘に求婚し、自らの妻にしました。結果、ユリア・ドムナはお告げ通りローマ帝国皇帝の妃になったと云われています。

 裏面には貞潔と狩猟を守護する月の女神ダイアナ(ディアナ)が表現されています。


 

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