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テオドシウス2世(在位:AD408年~AD450年)はローマ帝国東方(コンスタンティノポリスを首都とする東ローマ帝国)を統治し、従弟で共治帝のヴァレンティニアヌス3世は帝国西方(ラヴェンナを首都とする西ローマ帝国)を治めた。
神学などの学問に優れた教養人であり、「カリグラフォス(能書家)」の異名を持つ。しかし政治や軍事には関心が無く、実際の政務は側近や官僚が担っていたという。尚、ローマの法律を体系化させた『テオドシウス法典』や難攻不落の「テオドシウス城壁」はこの治世下に作られたものである。