- ジャマイカ 1899 1ペニー ヴィクトリアンコイン
商品説明
19世紀~20世紀初頭のイギリスではコインの図柄をエナメルによって彩色し、ペンダントやブローチにする工芸品が流行しました。こうしたコインジュエリーは「ヴィクトリアン」と通称され、熟練の職人による繊細な作業によって、多種多様な作品が生み出されていました。
使用しているコインは19世末、イギリス領だったジャマイカで使用されていた1/2ペニー白銅貨です。ジャマイカ人口の大多数を占める黒人たちはカリブ海で広く流通していたスペイン銀貨に慣れ親しみ、銅貨を受け付けなかったことから、当時としては珍しい白銅素材で製造されました。
ジャマイカの国章が美しくエナメル彩色された一品。十字の中のパイナップル、頂上部にはワニも浮き彫りにされ、ジャマイカカラーである深緑と漆黒によって丁寧に彩られています。