キューバ革命の英雄として今なお世界中で人気があるチェ・ゲバラ。キューバの首都ハバナの造幣局で製造、発行された3ペソコインをペンダントにしました。 ※ネックチェーン別売り
エルネスト・ゲバラ (Ernesto Guevara 通称「
Che (チェ)」)
チェ・ゲバラ(1928年~1967年)はアルゼンチン出身の革命家。裕福な家庭に育ち、病弱ながらも医学を志した青年時代、南米各地をオートバイで旅する中で社会問題や矛盾に疑問を抱くようになる。28歳の時にメキシコで同世代のフィデル・カストロ(1926年~1967年)と出会い、従軍医師としてキューバの革命に参加する。総勢80人あまりでキューバに上陸した後はゲリラ戦を展開し、その過程で革命軍のカリスマ的存在になる。革命成功後は国立銀行総裁のポストに就き、キューバの新政府代表として日本など世界各国を訪問した。しかしその後、キューバを離れて世界各地の紛争地に身を投じ、1969年にボリビアでの活動中に逮捕・処刑された。
彼の「革命家」としてのイメージは今尚生き続け、20世紀を代表する人物の一人として世界中で知られている。2011年以降の中東で巻き起こった「アラブの春」でも、発祥の国チュニジアの街中のあちこちにチェ・ゲバラの肖像が落書きされた。死後50年が経過し、世界情勢が大きく変化した21世紀の現代でも、チェ・ゲバラは永遠の革命家、若者の闘争の象徴として生き続けている。
コインに刻まれた肖像はTシャツでお馴染みの凛凛しい正面像であり、トレードマークのベレー帽もしっかり。周囲に刻まれた文字は革命キューバを表す国是「PATRIA o MUERTE(愛国か死か)」。この有名な肖像は1960年の式典中に撮影されたゲバラの写真がもとになっており、『英雄的ゲリラ』と題されている。ゲバラの没後、キューバ政府はこの肖像を首都ハバナの革命広場に掲げ、紙幣やコインにも採用した。またTシャツやポスターなどの二次創作は世界中で行われ、最も多く複製された写真ともいわれている。
若き日のチェ・ゲバラ デザイン化された肖像 1980年代に発行された3ペソ紙幣 例:着用イメージ コインの周囲にはSilver925のカット枠が巻いてあり、大変丁寧な仕上がり。コインとチェ・ゲバラを引き立たせる、引き締まった印象のコインペンダント。ダーク系の服にもよく映えるアクセサリーです。
※商品画像は「1995」年銘のコインですが、実際の商品は「1992」年銘を使用しております。
※ネックチェーンは別売りです。