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- ローマ帝国 シリア属州 テトラドラクマ銀貨 カラカラ帝
商品説明
地中海沿岸部の港湾都市ラオディキア(*現在のシリア,ラタキア)で製造された4ドラクマ銀貨。ラオディキア近郊に広がる丘陵地帯は古くからブドウ畑として開墾され、ローマ帝国の各地にワインを輸出して繁栄しました。
カラカラ帝の父セプティミウス・セウェルス帝はラオディキアをメトロポリス(母都市)に承認し、帝国課税を免除しました。都市人口は4万人に増加し、城塞や競馬場を新設、独自の造幣局で貨幣が製造されるまで経済的発展を遂げました。皇帝に感謝を込めて凱旋門が建設され、現在もラタキアの象徴として残されています。