- ローマ帝国 カッパドキア属州 ディドラクマ銀貨 ハドリアヌス帝
商品説明
ローマ帝国統治下のカッパドキア属州都市カエサレア(*現在のトルコ,カイセリ)で造られた2ドラクマ銀貨。
表面には、月桂冠を戴くハドリアヌス帝(在位:AD117-AD138)の横顔肖像が打ち出され、左右にはギリシャ文字による称号「ΑΔΡΙΑΝΟC (CΕΒΑCΤ) (=ハドリアヌス帝)」銘があります。
裏面にはカッパドキアの名峰アルガエウス山(=エルジェス山,標高3,916m)が抽象的に表現されています。周囲部には奇岩群、頂上部には輝く星があることから、当時の山岳信仰を象徴する意匠とみられます。