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- イタリア保護領アルバニア王国 1レク&0.20レク ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世
商品説明
1939年4月にアルバニアへ侵攻したイタリア軍はわずか4日で全土を占領。国王ゾグーは国外へ脱出し、アルバニア議会はイタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世を新たなアルバニア王に推戴した。
イタリア王国との同君連合国として形式上は独立を保ったが、外交や国防、内政に至るまでイタリア政府の保護下に置かれた。アルバニア外務省はイタリアの駐アルバニア大使館に吸収され、アルバニア軍はイタリア陸軍外国人師団に統合された。国章も従来の双頭の鷲(スカンデルベグの鷲)の左右に、イタリア・ファシスト党の象徴であるファスケス(束桿)が配された。
第二次世界大戦が勃発するとコソヴォやイピロスなど周辺地域が併合され一時的に「大アルバニア」が実現したが、1943年9月にイタリアが連合国に降伏するとドイツ軍によって占領された。その後、ソ連の支援を受けた共産系パルチザンによる抵抗が激化し、1944年11月にはアルバニア全土が解放された。