• ハドリアヌス帝/握手
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 ローマ帝国属州時代のエジプトで発行されたテトラドラクマ貨。テトラはギリシャ語で「4」を意味し、ギリシャ幣制を使用していたエジプトの一般民衆向けに造られたコインです。銀含率5%以下の低品位銀「Billon」によって造られており、ローマ本国で発行されていた「デナリウス銀貨」とほぼ等価だったと考えられています。

 ローマ帝国時代、皇帝直属の属州となったエジプト(アエギュプトゥス)は「ローマの穀物庫」とも呼ばれ、ワイン用ブドウの栽培が中心となったイタリア半島に代わって首都ローマの食糧供給を担っていました。
 ハドリアヌス帝(在位:AD117-AD138)は個人的にエジプトでの滞在を気に入り、属州都市アレクサンドリアは商業や文化が発展したことで繁栄を謳歌しました。


 

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