サンクトペテルブルク(*ソヴィエト時代はレニングラード)中心の元老院広場に立つピョートル大帝の騎馬像は女帝エカチェリーナ2世の命によって建設されました。1770年にフランス人彫刻家エティエンヌ・モーリス・ファルコネによって制作が開始され、1782年に完成・設置されました。「雷の石」と呼ばれた巨大な花崗岩の台座を含めると13mの高さがあり、市民からは「青銅の騎士」の愛称で呼ばれていました。 台座にはラテン語で「PETRO primo CATHARINA secunda MDCCLXXXII (=ピョートル1世へ エカチェリーナ2世より 1782年)」銘が刻まれています。