- スイス ザンクト・ガレン修道院領 1774 20クロイツァー銀貨 熊と聖ガルス
商品説明
ザンクト・ガレン修道院長ベーダ・アンゲールンの治世下に発行
ザンクト・ガレンはスイス東部に位置する都市であり、7世紀初頭にアイルランド出身の修道士ガルスが移り住み、およそ100年後に彼の名を冠した「聖ガルス(=ザンクト・ガレン)修道院」が建立されたことを起源とする。13世紀には神聖ローマ皇帝によって独立した領邦として認められ、修道院は都市を中心とする広域を統治するようになった。
修道院は領内で通用する独自の貨幣を発行し、時の修道院長の紋章が表現された。
このザンクト・ガレン修道院領(=アッペンツェル)は現在のザンクト・ガレン州の基となり、19世紀初頭にフランスのナポレオンによって解体・再編されるまで修道院が統治し続けた。