• ルーマニア王国 1946 100000レイ銀貨 ミハイ1世
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 枢軸国として第二次世界大戦に参戦したルーマニアは、1944年に国王ミハイ1世による宮廷クーデターによって方針を変え、同年8月に連合国軍に降伏。その後はソ連軍の占領を受け、駐留軍による共産化政策が推進された。

 戦中~戦後にかけてルーマニアの経済は混乱し、物資不足とインフレーションの進行によって通貨レイの価値は戦前から大きく暴落。終戦後には額面の大きな流通用コインが発行された。最高額面となる100,000レイ銀貨が発行された翌年の1947年8月15日、共産党主導の新政権はデノミネーションを実施し、従来の20,000レイを新たに発行した1レイに交換する通貨再編を行った。100,000レイ銀貨は新5レイに交換されたが、新通貨への交換金額には上限が設けられたため、中産階級以上の保有資産は大きく目減りした。同年12月30日にはミハイ1世が退位・国外亡命し、ルーマニアの共産化は急速に進展することとなった。


 

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