- 十字軍 アンティオキア公国 12世紀 デニエール貨 ボエモン3世/十字と月
商品説明
第一回十字軍が占領したシリアのアンティオキアは、イタリアのターラント公ボエモンの封土となり「アンティオキア公国」が建国された。1098年の建国以降、代々ボエモンの子孫が公位を継承し、1268年にマムルーク朝によって滅ぼされるまでの170年にわたって存続した。
コインの表面には、十字軍騎士の兜を被るボエモン3世(在位:1163-1201)の横顔像が打ち出され、右側には輝く星が配されている。周囲部にはボエモンを示す「+BOAMVNDVS」銘が配されている。裏面にはキリスト教を示す十字と、イスラーム教の象徴である新月が組み合わされている。周囲部にはアンティオキアを示す「+ANTIOCHIA」銘が配されている。