• メキシコ帝国 1866 1ペソ銀貨 マクシミリアン1世
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 マクシミリアン1世(在位:1864年~1867年)はオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の実弟であり、大公として海軍司令長官、ロンバルド=ヴェネト王国の総督などを歴任。フランス軍が債務不履行を口実にメキシコに侵攻した際、現地の保守派を支援して成立させた傀儡政権「メキシコ帝国」の皇帝に推戴された。

 メキシコに上陸したマクシミリアンは皇帝マクシミリアーノ1世として即位したが国内情勢は一向に安定せず、敵対する自由主義派(=合衆国軍)との内戦は激化した。見切りをつけたフランス軍が撤退し後ろ盾を失うも、自分を支持する人々を見捨てて帰国することはなかった。中部の都市ケレタロに篭城して戦いを継続するも1867年5月に陥落。敵軍に逮捕され、軍事裁判にかけられた後に銃殺刑に処された。


 

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