• ボリビア 1863 8ソル銀貨 シモン・ボリバル
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 19世紀半ばの南米 ボリビアで発行された8ソル銀貨。「ソル」は太陽を意味し、スペインからの独立後に王を意味する「レアル」単位から改称された。スペイン領j時代の8レアル銀貨と同じ規格で製造されているが、スペイン王の代わりに国名の由来となったラテンアメリカの解放者 シモン・ボリバル(1783年~1830年)の肖像が表現されている。

 銀貨が製造されたポトシはボリビア南部に位置する銀山都市であり、スペイン領時代には膨大な量の銀が産出された。ポトシで採掘された銀は現地に設置された造幣所でコインにされ、ヨーロッパやアジアへ流入し経済に大きな影響を与えた。独立後もボリビアの銀貨はポトシで製造され、ポトシを示す「PTS」のモノグラム銘がコインにも刻まれている。


 

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