• イスラーム帝国 アッバース朝 9世紀 ディナール金貨
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第7代カリフ アル=マアムーン(在位:813年~833年)治世下の発行

当時のディナール金貨一枚の価値は、ディルハム銀貨22枚に相当したと記録されています。


 アッバース朝は預言者ムハンマドの後継者を自任するカリフ(教主)を頂点とし、アラビア半島からペルシア、エジプト、シリア、カフカース、中央アジアに至る広大な領域を支配した大帝国でした。ハールーン・アッラシードの時代はアッバース朝の最盛期とされ、首都マディナ・アル=サラーム(「平安の都」の意。現在のイラク,バグダード)はビザンチン帝国のコンスタンティノポリス、唐の長安と並ぶ、世界有数の大都市として繁栄しました。ディルハム銀貨やディナール金貨は首都をはじめ、帝国各地の主要都市で製造され、交易や納税を通じて広く使用されました。


 当時のディルハム銀貨は偶像崇拝を禁ずるイスラームの教えに則り、聖典『コーラン(クルアーン)』の一節を刻んだ大変シンプルなものです。しかし、当時この銀貨は中近東全域で広く使用され、交易路に沿って中世ヨーロッパでも使用されました。

 表面にはイスラーム教の信仰告白を示す「アラーの他に神はなし」という文言が刻まれ、周囲部には「尊きアラーの御名において、208年にマディナ・アル=サラームにて造られたディナール」を意味するアラビア文字銘が刻まれています。「208年」はイスラームのヒジュラ暦であり、西暦では824年にあたります。

 裏面には「ムハンマドはアラーの使徒である。彼は導きと真理をもって使徒を遣わした。多神教徒が好まざるとも、全ての教えの上に君臨する」という銘が刻まれています。


 

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