2500年前の古代ギリシャ、レスボス島で造られた小さなコインを、世界の一つだけのジュエリーに生まれ変わらせた逸品。中心のコインは本物のエレクトラム(金と銀の自然合金)を使用、周囲の素材は荒削りな鏃をイメージしたオリジナルのデザイン。職人 石山公也氏の手による、古代と現代の感性が融合したアート作品。2500年の歴史を輝かせる贅沢なハイジュエリーです。


※ネックは18金ホワイトゴールド(イタリア製)　細い線径を編み上げアラシを加えたオメガチェーン 42cmです。
(重量7.4g オメガ1.4mm)

※ティアラ・インターナショナル株式会社発行の『コイン保証書』が付属します。

※その他、オリジナルのオーダーメイド作品も承ります。お気軽にご相談下さい。




　使用されているコインは、エーゲ海の東部に位置するレスボス島で発行されたヘクテ貨です。中心都市ミティリーニ(ミュティレネ)で造られたこの小さなコインは、金と銀の自然合金である「エレクトラム(Electrum、琥珀金とも称される)」によって造られています。当時のヘクテ貨は、およそ1/6スターテルの価値に相当したと考えられています。




　表面には怪物ゴルゴンの正面像が打ち出されています。鋭い牙を剥き出し、舌を出して威嚇するゴルゴンの周囲部には、無数の蛇でできた髪の毛がうねる様子まで表現されています。古代ギリシャにおいてゴルゴンは見るものを石に変えてしまう特性から、転じて魔除けや護符としても用いられていました。