古代ギリシャで造られた大型銀貨を使用した、豪華な一点もののコインジュエリー。細部までこだわった贅沢な逸品です。
シルバー枠に加えて、三点留めになっているK18装飾金具は、コインの周囲にも刻まれている「ヴェルギナの星」をイメージして作られています。コインと金具、ふたつの星を重ね合わせることで、独特な雰囲気と存在感を醸し出しています。また、K18バチカンの部分にはルビーをあしらい、古代の豪奢さ、華麗さを演出しています。
裏面の縁部分にはブランド名
「Greco roman」の刻銘が打たれています。世界に一品限り、古代と現代を融合させた宝飾品です。
※使用されているコインが本物であることを保証する当社発行の『コイン保証書』が付属します。
※その他、オリジナルのオーダーメイド作品も承ります。お気軽にご相談下さい。 使用されているコインは紀元前2世紀半ば、マケドニア地方の古代都市アンフィポリスで発行されたテトラドラクマ銀貨です。テトラドラクマは「4ドラクマ」を意味し、主に交易などで用いられました。
表面には月と狩猟の女神
アルテミスの横顔像が打ち出されています。月と狩猟の女神とされ、「ダイアナ」の名でも知られるアルテミスは、上の画像と同じく動きやすいように髪を結い、弓矢の入った矢筒を肩にかけています。周囲部に配された紋様は「ヴェルギナの星」と呼ばれ、古代マケドニアを象徴する紋様でした。これらの星は円に囲まれていることから、古代マケドニア王国軍の盾を表現していると考えられています。
裏面にはヘラクレスの武器である棍棒が表現されており、その傍らには発行地マケドニアを示す
「ΜΑΚΕΔΟΝΩΝ」の銘が刻まれています。周囲部はオークの葉で囲まれており、棍棒の端にはケラウノス(稲妻)が配されています。