- 第三共和政フランス 1907 20フラン マリアンヌ/ルースター
商品説明
20世紀初頭のフランスを代表する金貨「ルースター」。
ルースター(雄鶏)金貨はフランスの人々に特に親しまれたコインの一種であり、今なお人気が高い金貨です。第一次世界大戦、第二次世界大戦に伴うインフレに対抗するため、多くのフランス人がこの金貨を所有し、困難な時代を乗り切ったとされています。戦後も金貯蓄として毎月一枚づつ購入する人がいるほど、大変人気のある金貨でした。また、現在にも通じる高いデザイン性から、今なお貯金の感覚で一枚づつ買い集める収集家もいます。
表面にはフランス共和国を擬人化した女神「マリアンヌ」の肖像が表現されています。20世紀初頭の金貨に登場したマリアンヌは、当時流行したアール・ヌーヴォー様式で表現され、シャープな輪郭と柔らかで現代的な顔立ち、凛とした表情が特徴となっています。