• キュベレ女神/リースと刻銘
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☆古代ギリシャコインの名品の一つ、「スミルナのキュベレ女神」を打ち出したテトラドラクマ銀貨
☆美しい打ち出しと、深く整ったトーン(酸化変色)が印象的な一枚です。
☆古代コインオークション会社の評価では『toned & Beautiful style』の添え書きが付けられています。

 紀元前2世紀半ばのスミルナで造られたテトラドラクマ銀貨。表面には城壁の冠を戴くキュベレ女神の横顔が打ち出されています。キュベレ女神は小アジアで大地母神として篤く信奉されていました。コイン肖像に表現された逞しさやふくよかな雰囲気は、肥沃と豊穣、多産を守護する女神であることを示しています。また頭部に戴く城壁の冠は、女神が都市スミルナの守護女神であることを表しています。
 裏面にはキュベレ女神を象徴するオークの葉で編まれたリースが表現されており、中には発行都市スミルナの名を示す「ΣΜΥΡ/ΝΑΙΩΝ」の銘が刻まれています。

 小アジア、イオニア地方の都市スミルナはアンティゴノス朝マケドニアによって再建され、現在のトルコ共和国西部の都市イズミルにあたります。このコインは都市行政長官メネクラテスの治世下で発行されました。


 

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