紀元前1世紀の古代ローマで造られたデナリウス銀貨を、コインペンダントにしました。シルバーを使い、手で丁寧に古代風枠を巻いた、世界に一つだけのペンダントヘッドです。バチカン(=チェーンを通す部分)には、弓術の神でもあるアポロ神をイメージした「矢羽」がデザインされています。
このコインは、カエサルの政敵となるポンペイウスが活躍した時代に造られました。紀元前67年は海賊討伐のため、ポンペイウスに全面的な指揮権が与えられた年であり、彼はわずか40日で地中海の海賊を壊滅させました。
表面には、月桂冠を戴く
アポロ神の横顔像が打ち出されています。アポロ神は芸術や音楽、詩の才能を司り、弓術や予言、医療や羊産業を守護する神とされました。ギリシャ・ローマでは主神に数えられ、篤い信奉を集めていました。なお、月桂樹はアポロ神の聖樹とされ、コインに表現されるアポロ神像の多くは月桂冠を戴く姿です。
月桂冠を持つ光明神アポロのイメージ (シャルル・メニエ作)
その姿は優美な青年像であり、古代人にとって理想的な「永遠の美」を体現する神として彫刻や壁画など幅広い芸術作品に表現されました。
アポロ神は疫病から人々を守り、芸術・音楽・弓術の才能を与える神として、古代ギリシャ・ローマ文化圏では広く信奉されていました。2000年以上の時を経た古代コインを身につけ、特別な御守りとしてください。
※ティアラ・インターナショナル株式会社発行『コイン保証書』付属
※ネックチェーン別売り