• ローマ帝国 ガレリウス帝 コインペンダント
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 4世紀初頭のローマ帝国で使われていたコインを用いた、本格的古代コインペンダント。バチカン(チェーンを通す管)は矢羽デザインです。かつて、ヨーロッパから中東、アフリカ、中央アジア、南アジアに至る広い地域の各地では、古いコインをペンダントにする風習がありました。その形成は古代ギリシャ時代から存在したと考えられており、遺跡や古代の墓から発掘されるコインには、ペンダント用の孔が空けられた跡が見られるものも多々確認されます。殆どのコインは遺跡から発掘され、オークションを通じて市場に出てくるコインです。

 表面には四帝分治体制(テトラルキア)時代の東方皇帝ガレリウス(ガイウス・ウァレリウス・マクシミアヌス・ガレリウス)の肖像が打ち出されています。裏面にはローマ人男性の守護神ゲニウスが表現され、その下部には発行都市であるシリア属州都アンティオキアを示す「ANT」の銘が刻まれています。


 

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