古代からの文化遺産は数多く有りますが、現存している物はコインが一番です。彫刻・壁画・壺・建築物など色々とありますが、その当時の原型を一番正確に、数多く残っているのがコインで、歴史的実証として評価されています。
コイン収集は、最も古くからある趣味の一つです、エジプトのプトレマイオス2世が収集したというギリシャコインコレクションをアレキサンドリア博物館で見ることが出来ます。
又、ローマの初代皇帝アウグストゥスは秀逸なギリシャコインを人に見せたり、恩賞として与えたと言われています。
14世紀にはローマ教皇を初め、国王、領主貴族がこぞって古代コインを集めました。
ヴァチカン美術館に行けば、ローマ教皇達やフィレンッエのメディチ家のコレクションが展示されています。
又、オーストリアのハプスブルグ家のコレクションも有名で、大英博物館のコレクションは、スチュアート朝以降の王室所蔵品が中心で有名です。フランスのルイ14世は暇があるとコインをいじっていたという。
18世紀になると、貨幣を収納した飾棚は、文化人の書斎には必ず有ったと言われ、画家ルーベンス、詩人ペトラルカ・ゲーテの収集癖も有名です。 コインは資産であると共に古代文化に対する教養と学識の証でもあった。
弊社がお届けする商品は、30余年の歳月をかけて、世界中のオークションから蒐集した、世界に一個しか無い品々です。不滅の価値をもつアクセサリー。美の極致ともいえる品々を、是非この機会に手にしてください。
古代ギリシヤ・ローマコインは、古代史の政治、文化を伝えるものとして実に魅力にあふれています。
事実、時代のコインが忠実を裏付けていたり、コインによって解明された事柄も多く存在しています。
19世紀の半ばまで、近代文明の源流はギリシヤ文明であり、コインは古代文化に対する教養と学識の証-とも言われています。
『限りない古代への夢とロマン』その確かなかけ橋をコインに求めて、わたしの港めぐりの旅は始まりました。
審美性に優れ、歴史的に重要で、鑑賞に耐え得るコインはそれほど多くありません。
2000年以上の歴史を誇る古代ギリシヤ・ローマコインのなかでも、特に秀逸な紀元前のコインが好きで、長い年月をかけて、希少で端整な銀貨を蒐集しています。