商品番号:700044
- 発行国:
- 古代ギリシャ
- 地方名:
- ミュシア
- 都市:
- ペルガモン
- 発行年:
- BC310-BC284
- 金性:
- Bronze
- 資料:
- Sear3959
- 表面図柄:
- アテナ女神
- 裏面図柄:
- 二つ星
- サイズ:
- 24.5mm×39mm
- 重量:
- 7.45g
- 枠素材:
- Silver925&K18
- 状態:
- Fine+
古代ギリシャ、小アジアの古代都市ペルガモンで発行された小さな銅貨を、エナメルで色付けした枠で囲んだコインペンダントです。枠の歪な形状は、手作りで造られた古代のコインに合わせたコンセプトで形作られています。また、枠に施されたクロス状のスマートな模様は、古代世界のコインを際立たせています。さらに小さなコインを引き立てるように、周りには18金の縁取りが施してあります。バチカン部分には、躍動感溢れる銀のペガサス像が取り付けられています。
古代ギリシャ人の日常生活において、最も頻繁に使用されたコインは銅貨でした。そのため造られた数が多い反面、磨耗したものも多く、保存状態が良好なまま現存しているものは珍しいといえます。この銅貨も多くの古代ギリシャ人の手から手へと渡り歩き、やがて途方も無い年月の間、奇跡的にその形を留め、長い旅路を経て現代の日本へ辿りついたのです。
表面のアテナ女神は、ギリシャ神話に登場する知恵と戦略の女神です。アテナ神はオリュムポス十二神の一人であり、産業や都市の守護神として崇敬されていた女神です。数あるギリシャ神話の神々の中でも特に人気を集めたこの女神は、当時のコイン上にも多く用いられ、主に兜を被った武装姿で表現されました。