商品番号:110151
- 発行国:
- ローマ帝国政
- 発行年:
- AD250-AD251
- 額面:
- アントニニアヌス
- 金性:
- AR (Silver)
- 表面図柄:
- トラヤヌス・デキウス帝
- 裏面図柄:
- 肥沃の神ウブクリタス
- サイズ:
- 27.4mm
- 重量:
- 10.1g
- 枠素材:
- SV925
古代ローマ帝国で造られた本物のコインを、コインペンダントとして生まれ変わらせました。周囲部の枠部分は大胆な切込みが施された、世界に一つだけの作品です。バチカン(チェーン通し部分)には麦穂のデザインをあしらいました。
使用されているコインは「アントニニアヌス」と呼ばれる銀貨です。3世紀にカラカラ帝によって発行が開始されたアントニニアヌス貨は、名目上デナリウス銀貨2枚の価値に相当するとされました。
表面には光の冠を戴くデキウス帝(在位:AD249年~AD251年)の肖像が打ち出されています。デキウスはもともとパンノニア出身の軍人で、フィリップス・アラブス帝によってドナウ川方面軍を任されていた時に叛乱軍に皇帝として擁立されました。その後はフィリップスとの戦いに勝利し、偉大な五賢帝にあやかって「トラヤヌス・デキウス」を名乗りました。在位中は落雷に見舞われたコロッセオの修復に取り掛かるなどの活躍も見せましたが、ゴート族の侵攻の際に自ら先頭に立って戦い、あえなく戦死しました。ローマ帝国史上、外敵との戦いで戦死したのは、デキウス帝が最初と云われています。