商品番号:110125
- 発行国:
- ローマ帝国政
- 発行年:
- AD195
- 額面:
- デナリウス
- 金性:
- AR (Silver)
- 表面図柄:
- セプティミウス・セウェルス帝
- 裏面図柄:
- 軍神マルス立像
- サイズ:
- 17mm (コイン本体)
- 重量:
- 3.09g
- 枠素材:
- SV925
ローマ帝政時代のコインを用いた、本格的古代コインペンダント。打ち出しデザインのC型枠で古代の雰囲気を演出し、コインをより際立たせています。バチカン(チェーンを通す管部分)には麦穂のデザインをあしらいました。
表面にはセプティミウス・セウェルス帝の肖像が打ち出されています。セプティミウス・セウェルス帝はローマ史上初のアフリカ出身皇帝であり、セウェルス朝の創始者です。皇后は有名なユリア・ドムナで、カラカラ帝・ゲタ帝兄弟の母親です。セプティミウス・セウェルス帝は、別名「建設者セウェルス帝」ともいわれ、北アフリカをはじめとする属州や首都ローマに数々の建造物を建設しました。軍人時代からセウェルスは自らの政敵に対して容赦なく、残忍で無慈悲な皇帝として恐れられましたが、自ら帝国の各地に遠征し、ローマ帝国の秩序を回復・維持した武帝として評価されています。
かつて、ヨーロッパからアラビア半島、アフリカ、中央アジア、南アジアに至る広い地域の各地では、古いコインをペンダントにして身に着ける風習がありました。その形成は古代ギリシャ時代から存在したと考えられており、遺跡や古代の墓から発掘されるコインには、ペンダント用の孔が空けられた跡が見られるものも多々確認されます。コインには神や特徴的動物といった「縁起物」が多く表現されていたことから、古代の人々は自らに所縁あるモティーフが打たれたコインを「御守り」として肌身離さず持ち続けていたと考えられます。