商品番号:110101
- 発行国:
- ローマ帝国政
- 発行年:
- AD194
- 額面:
- デナリウス
- 金性:
- AR (Silver)
- 表面図柄:
- セプティミウス・セウェルス帝
- 裏面図柄:
- ミネルヴァ女神立像
- サイズ:
- 22mm
- 重量:
- 7.14g
- 枠素材:
- Silver925
世界で一つ!ローマ帝政時代に発行・流通したコインを用いた、本格的古代コインペンダント。
殆どのコインは古代ローマ時代の遺跡から発掘され、オークションを通じて市場に出てくるコインです。かつて、ヨーロッパからアラビア半島、アフリカ、中央アジア、南アジアに至る広い地域の各地では、古いコインをペンダントにして身に着ける風習がありました。その形成は古代ギリシャ時代から存在したと考えられており、遺跡や古代の墓から発掘されるコインには、ペンダント用の孔が空けられた跡が見られるものも多々確認されます。
コインには神や特徴的動物といった「縁起物」が多く表現されています。自らに所縁あるモティーフが打たれた古代のコインを、古代の人々は御守りとして肌身離さず持ち続けました。歴史の荒波にもまれながらも、長い年月を形を留めて残ったコインは、その存在自体が奇跡といえ、何か特別な由縁と力が備わっているように感じます。古代から現代まで、計り知れないほど数多くの人の手をわたったコインは、手元に置いて眺めるだけで様々な想像をかき立てます。
セプティミウス・セウェルス帝は北アフリカのレプティス・マグナ(現在のリビア)出身の軍人として頭角を現し、混乱期のローマ帝国で権力を手にしました。セウェルスは自らの政敵に対しては容赦なく、残忍で無慈悲な皇帝として恐れられましたが、自ら帝国の各地に遠征し、ローマ帝国の秩序を回復・維持した武帝として評価されています。
裏面に打たれたミネルヴァ女神は、「知恵」「戦略」の女神として知られています。文武両道の美女神として、古代ギリシャではアテナの名で、ローマではミネルヴァの名で崇拝されました。また古代コインにも多く見られるモティーフの一つです。
※ネックチェーン別売り